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のどぐろの煮付けの魅力とは?おすすめの作り方を詳しく解説

のどぐろの煮付けの魅力とは?おすすめの作り方を詳しく解説

アカムツという正式名称を持つ高級魚、のどぐろ。ルビーのような美しい色合いと大きな目が特徴の魚です。最近では全国的に知名度が上昇しており、価値が高まっています。

のどぐろにはさまざまな調理法がありますが、この記事では煮付けについてご紹介します。煮付けの2つの魅力や詳しい調理法についてまとめました。

のどぐろの煮付けの魅力

のどぐろにはさまざまな食べ方がありますが、とろけるような味わいを楽しみたい方には煮付けがおすすめです。ここでは、のどぐろの煮付けについて2つの魅力をご紹介します。

のどぐろにはうま味が詰まっている

1つ目の魅力はのどぐろが持つうま味です。白身魚に分類されますが、ヒラメやタラなどのように淡泊な味ではありません。とろけるようなうま味が詰まっており、口の中に入れると風味が広がります。

のどぐろの体脂肪率は20%と言われており、「白身のトロ」とも呼ばれています。のどぐろの煮付けなら、脂身から出る凝縮されたうま味を楽しめるでしょう。

のどぐろの脂には甘みが感じられる

魚の煮付けと聞くと関東では金目鯛、関西ではカレイをイメージする方が多いようです。一般的に砂糖を多く使用するのが関東風、ダシを利かせるのが関西風と言われています。煮付けが広まった江戸時代では砂糖が高値で取引されていたという背景があり、現在でも砂糖を使用しているのです。

のどぐろの脂には、うま味だけではなく甘みも詰まっています。砂糖とは異なる、のどぐろが持つ本来の甘みを堪能できるのです。口の中に入れるとのどぐろの甘みが広がります。お酒のお供としてもおすすめの料理です。

のどぐろの煮付けはどの時期がおすすめ?

のどぐろの煮付けは年間を通しておいしく味わえますが、おすすめは秋です。秋がおすすめと言える理由としてのどぐろの産卵期が挙げられます。

多くの魚は産卵期になると栄養を蓄えようとします。普段よりも多くのエサを食べるため、他の時期に比べると脂の乗りが良くなるのです。一方で、産卵期を終えると卵に栄養が行き渡るために、味が落ちるという方がいます。のどぐろは7月~10月が産卵期と言われており、秋頃ののどぐろなら凝縮された脂のうま味を堪能できるでしょう。

産卵期ののどぐろを入手したら、甘辛のタレで優しくふんわりと煮付けるのがおすすめです。産卵期ののどぐろなら、とろけるような口溶けとフワフワとした柔らかな身を同時に楽しめます。残った煮汁はご飯と一緒にいただけます。

なお、のどぐろはサイズが大きいほど脂の乗りがよいとされています。島根県の周辺では秋頃に大きなサイズののどぐろが採れます。サイズの面から見ても、おすすめの時期は秋なのです。

のどぐろの煮付けの作り方

のどぐろに興味のある方の中には、煮付けの作り方を知りたいという方もいるでしょう。ここでは、のどぐろの煮付けの調理方法について詳しくご紹介します。

材料

のどぐろの煮付けに必要な材料として以下のものが挙げられます。

  • のどぐろ(2尾)
  • 日本酒
  • ショウガ
  • みりん
  • しょうゆ
  • 本だし
  • 砂糖
  • 白ネギ

うろこを取り除く

のどぐろを調理する際には、はじめに下処理をしましょう。のどぐろにはうろこが付いているので、包丁を使って取り除きます。うろこが取りにくいときはペットボトルのキャップを使うのがおすすめです。のどぐろのヒレはとがっており固いため、指に刺さらないように注意しながら下処理をします。

エラや内臓を取り除く

次にエラや内臓を取り除きます。内臓が残っていると苦みが生じるため、できるだけきれいに取り除きましょう。エラは包丁の先を使うと簡単に取り除けます。

下味を付ける

不要な部分を全て取り除いたら、下味を付けます。日本酒と塩で下味を付けてから、30分ほど置きましょう。時間が経過するとのどくろの身からドリップが出るため、キッチンペーパーを使ってきれいに拭き取ります。

調理

全ての準備が整ったら調理します。最初にフライパンに日本酒を入れて火にかけましょう。沸騰したら下処理をしたのどぐろを入れて1分ほど煮込みます。

その後、煮汁の材料であるしょうゆ、みりん、本だし、薄切りにしたショウガを加えて煮込みます。アルミホイルを落としてフタを作りましょう。フライパンのフタをずらした状態でかぶせて、15分ほど煮込みます。

仕上げ

15分ほど煮込んだら、砂糖を加えて3分ほど煮込みます。煮汁がとろっとした状態になったら火を止めましょう。調理したのどぐろを器に乗せたらできあがりです。最後に、のどぐろの煮付けの上に刻んだ白ネギを乗せましょう。

調理のポイント

しょうゆや砂糖は好みに合わせて量を調整しましょう。また、のどぐろの煮付けで残った煮汁は、とろみを付けながら煮詰めるがおすすめです。

まとめ

のどぐろの甘みやうま味を堪能したい方には煮付けがおすすめです。島根県産ののどぐろは脂の乗りがよく、おいしい煮付けを味わえます。

「有限会社大秀商店」では島根県浜田市の名産魚であるのどぐろをはじめ、新鮮な魚介類を販売しております。浜田市は日本海をはじめとした大自然の宝庫であり、さまざまな海の幸を堪能できます。おいしいのどぐろを味わいたい方は、「有限会社大秀商店」にお問い合わせください。お電話やFAXでの注文も受け付けております。

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